Who We Are 私たちについて
震災の経験から生まれた、「通信」を担う使命感
株式会社クエッションの前身は、意外にも家族経営の雑貨店。しゃれたインポート品なども扱う、ユニークなセレクトで地元に愛されていましたが、転機となったのが1995年の阪神淡路大震災でした。通信量の急増による回線のパンクなどで、一般電話がつながりにくくなる中、有効な連絡手段として活躍したのが携帯電話。創業者である大波加正行社長は「これからは携帯の時代だ」と強く思ったといいます。その後、雑貨店経営と携帯電話の外交販売を並行して行っていた時代を経て、平成11年に法人化して株式会社に。「ここ夙川にドコモショップと本社事務所を構えて6年になります。今ではNTTグループの代理店として、個人の方から企業様まで、インターネット回線、プロバイダ、一般電話、ビジネスホンなど、通信のことならワンストップでおまかせいただけることを強みにしています」と話すのは、現在ドコモショップ店長を務める石崎宏さん。
「うちの社長はとにかく人が好きでサービス精神旺盛。お客様のご要望には、なんとかして応えたいというタイプ。その影響もあって、うちでは杓子定規な接客ではなく、お客様との会話の中から、お困り事やお望みなどをすくい上げることを心がけています」と石崎さん。「地域密着」という創業当時からの思いを大切にする姿勢が、個人・法人問わず、お客様の安心につながり、口コミ・紹介につながっています。NTTの通信サービスについての疑問は、116やインターネットなどでも解決できる時代ですが、「この辺りは比較的お客様の年齢層が高く、この界隈のことを分かっているスタッフから対面で説明を受ける方が、安心感があるし納得もできるという方が少なくないんです」とか。
スタッフの力を合わせ、「通信」で地元に貢献
2012年にはドコモショップの拡張を行い、店舗スペースはそれまでの2倍に。提供するサービスやアイテムも増え、新たなステージへの転換期を迎える同社では、将来を担う人材を求めています。
仕事はまずドコモショップスタッフとして携帯の販売から。地元密着型の「たとえ買わなくても気軽に立ち寄れるお店」であり続けるためにも、「とにかく人が好きで明るくて、やる気のある人がいいですね」と石崎店長。スタッフの誕生日をサプライズで祝い合うなど、和気あいあいとした家庭的ムードを背景に、社内の力を合わせ、「通信」で地域貢献をめざします。