Who We Are 私たちについて
多くの大手優良企業を顧客に持つ、歴史ある物流会
阪神ロジテム株式会社は、77年前から西宮のこの場所で物流を担ってきました。物はきちんと届いて当たり前。‘顧客の大切な商品を時間通りに破損なく運ぶ’という当たり前のことをコツコツ積み上げて顧客の信用を得てきました。その結果、「創業以来お付き合いが続いている」という取引先も。取引先企業に、関西の錚々たる大手企業が名を連ねるのも長年の地道な努力の結果です。
顧客の商品やニーズに合わせて要望に細やかに応えてきた結果、現在「インテリア」「食品」「エレクトロニクス」という3つの得意分野ができました。物流はすべて同じではなく、運ぶものによってまったくノウハウが違います。
例えば、インテリアでは床材などの巻物や重量の重いものなどが多く、荷扱いが特殊。食品はデリケートで、異物混入に細心の注意を払わなければなりません。生ケーキを運ぶトラックは、国道の右車線と左車線でどちらの道が凸凹が少ないかまで把握していて、商品を傷つけないよう細心の注意を払っています。また、納入先が百貨店など顧客の取引先になので、ブランドのイメージを損なわないようドライバーのマナーも徹底しなければなりません。エレクトロニクスは、高価なものが多く、輸送箱も商品なので箱が凹まないよう気を遣います。特に電子部品は納入先が工場なので、万が一遅れると工場のラインを止めてしまうことも。恐いぐらいに責任重大です。
物流は、「受注産業なので自分で仕事を作ることができない仕事」です。だからこそ、私たちは目の前のクライアントを大切に、とことんニーズと要望に応えることで顧客と共に成長してきました。顧客のパートナーとして物流のノウハウを積み上げてきたのです。
チャンスを大事に、失敗を恐れず挑戦を続ける
「チャンスがあれば失敗を恐れずにやろう」という仕事に対する姿勢も、弊社の大きな特徴のひとつです。平成24年1月に創業したばかりの「阪神ロジサポート株式会社」は、主に献血血液の運送を請け負う会社です。「軽トラックで血液を運ぶ」という仕事は、74年目にして初めての挑戦でした。みなさんの善意の詰まった大切な血液を品質を保ったまま血液センターに運ぶため、トラックの庫内は常に20度を保つため、夏場は冷やし冬場は加温する特殊な車両を使っています。この仕事をいただけたおかげで、業界でも珍しく新しいノウハウができました。また、軽トラックなら誰でも運転できるので、女性やシニアなどこれまでにない新しい層にも雇用の機会を提供できるようになったと思います。
若手社員が新卒採用を担当する「ガラパゴスプロジェクト」
めざすは年商50億規模、地域ナンバーワン企業です。そのために、「人財採用」「人財育成」を第一に考え、力を注いでいます。弊社は平成20年から新卒の定期採用を始めましたが、それ以来社員同士の絆が深まり、定着率も上がり、いい社風が形成されていると思います。
平成28年度からは「自分たちで会社を作っていく」仕組みづくりの一環として、「ガラパゴスプロジェクト」を発足させました。部署を超えた30歳までの若手社員が協力し合って新卒採用活動を行うというものです。若手社員が自ら「一緒に働く仲間探し」をすることで、学生の心を捉え、将来的に組織の基盤となり、組織を強化するものだと考えています。
「ガラパゴスプロジェクト」は、毎週ミーティングを行なってきました。今年度の学卒社員は、内定後すぐにミーティングに参加し、採用チームに入って活動していただきました。「大学生に物流業界について説明するにはどうすればわかりやすいか」などを学生目線で提案したり、若手の先輩社員と一緒にプロジェクトに取り組むことで、入社後の仕事にもスムーズに入っていただけていると感じています。弊社の社風を形成していくのは新卒社員だと考えています。ぜひ、一緒にいい会社をつくっていきましょう。