Who We Are 私たちについて
2019年度に「ななくさ育成園」が移転
地域に根ざした福祉を展開
阪神福祉事業団は、 “すべての人が障がいの有無や程度を問わず、生き生きと暮らすことのできる、心豊かな共生社会をめざす”という理念のもと阪神間6市1町(尼崎市・西宮市・芦屋市・伊丹市・宝塚市・川西市・猪名川町)が共同で設立した社会福祉法人です。
地域住民の福祉の増進を図ることを目的に、障害児入所施設や障害者支援施設、特別養護老人ホーム、救護施設、老人デイサービス事業、相談支援事業、居宅介護支援事業、障害児等療育支援事業といった幅広い事業を展開しています。
当法人の歴史は53年と長く、昭和40年、西宮市山口町に「ななくさ学園」ができ、その後西宮市田近野町に移転、2019年度には「ななくさ育成園」が宝塚市に移転改築され、山口町、田近野町、宝塚市東洋町と3つの拠点で地域に根ざした福祉を積極的に展開していきます。
多様な福祉に触れ、
キャリアアップが望める環境
当法人は、障害児入所施設や障害者支援施設、特別養護老人ホーム、救護施設、老人デイサービス事業、相談支援事業、居宅介護支援事業、障害児等療育支援事業といった幅広い事業を展開しています。そのため、様々な分野の福祉に触れることができ、多様なキャリアを積むことが可能です。資格取得のフォローアップや、新人に先輩職員が一人つく「新任職員指導員制」など、スキルアップのための研修制度も充実しています。
また、日々の業務以外に「実務実践発表会」といって、年に一度、各施設の新しい支援の取り組みや実践を発表する場を設け、それぞれの施設が互いに情報を共有しています。そこでの研究は関係団体や関連業種など社外の研究会でも発表しており、全国で優秀賞を取るなど若手社員のモチベーションアップにもつながっています。私たちは常に先駆的な取り組みを視野に入れており、刺激を受けながら向上心を持って仕事に取り組める環境です。
「人生そのもの」に深く関わる仕事
当法人での仕事のやりがいは、「総合福祉施設」であるため「利用者さんの様々なライフステージにおいて継続的な関わりができる」という点にあります。児童施設では子どもたちの成長とともに、それぞれの年代で支援職員として「人生そのもの」に関わっていくことができます。そのぶん責任は重大ですが、大人になって「この人と出会ってよかった」と思ってもらえたら、それこそが大きな喜びです。
子どもにとっては、私たち支援職員は時に保護者代わりにもなります。運動会など学校の行事に出席すると、子どもたちはとても喜んでくれます。まるで自分の子どものように日々成長を感じながら小学校から高校3年生まで一緒に過ごす子どもたちもいます。一緒に時間を共にした子どもたちが卒業し、ボランティアで戻ってきて後輩のお世話をしてくれたりするのを見ると、支援職員としてこの上ない喜びを感じます。
私たちの仕事は「できないことを支援する」だけではなく「できることをよりレベルアップする」仕事です。支援・ケアされるばかりでなく、利用者の方が自分で選んだ人生を生き、社会参画し、人生の主役になれるようなアプローチを大切にしています。私たちはそのためのサポートチームです。
業界未経験者も、自分らしい目線で
新しいアプローチを
介護の仕事は、介護経験や勉強をしたことのない人にもぜひ挑戦していただきたい仕事です。それは、いろんな視点を持った人がさまざまな目線で介護に関わることで、新しいアプローチができるからです。また、いろんな人がいてこそ組織は活性化すると考えています。実際に現場では福祉系の学部や専門学校の卒業生だけでなく、経済学部や文学部などさまざまな学部の卒業生が活躍しています。今、違う分野を学んでいたり、違う業界で働いている人も、少しでも介護の世界に興味があるなら、ぜひ一度、私たちの仕事を体験してみませんか。インターンシップも積極的に受け入れています。