Who We Are 私たちについて
時代の追い風に乗って、さらに拡大が予想される業界
株式会社大阪合成有機化学研究所は、1961年に神戸で創業して以来、「有機合成化学薬品」のメーカーとして医薬品原薬、工業薬品、試薬などの幅広い分野で研究開発を行い、数多くの製品を世に送り出してきました。現在は、国が普及率向上を推進しているジェネリック医薬品の事業分野拡大に特に注力しています。
ジェネリック医薬品の普及は、厚生労働省が「患者負担の軽減や医療保険財政の改善に大きく貢献するもの」として推進しており、現在の50%ほどの普及率を平成30年度から32年度までの間に80%以上とすることを目標にしています。このような時代の追い風があり、業界はこれまでにない勢いで急成長中です。当社は、高品質なものをスピーディーに提供できる技術力を武器に、顧客のニーズに応えています。
ここ5年ほど毎年研究者の新卒・中途採用を続けており、研究者の人数は約2倍にも増えました。研究室は、平均年齢30代前半という若い研究者の活気に溢れています。
研究者として多くの経験を積めるのが魅力
ジェネリック医薬品(後発医薬品)と新薬の硏究開発の一番大きな違いは、「研究期間」といえるかもしれません。一般的に「ひとつの新しい薬を開発するのには10年以上かかる」と言われますが、通常、ジェネリック医薬品の研究開発は2~3年という短いスパンです。しかも、「価格は新薬の4~6割」「品質は新薬と同等またはそれ以上」と、求められるハードルは新薬以上に高くなります。研究者はこのような開発テーマを常に2、3本抱えており、挑戦、挑戦、の毎日です。
入社後は早いうちに自分のテーマを持って研究開発に取り組んでいただきます。年齢に関係なく大きな研究を任されるので、やりがいを持って研究に情熱を注いでいただけると思います。
会社として、勉強熱心な研究者たちを支援する体制を整えていますが、製薬業界は技術の進歩が著しい世界。教えてもらうのではなく、自分の技術を自分で伸ばしていく気持ちが必要です。当社の研究者たちは、それぞれの研究に必要な研修を探して、その都度参加し、常に自分の知識や技術をレベルアップさせています。ジェネリック医薬品原薬の開発は、短い期間で研究者としてのスキルが身にけることができるのも魅力です。
社員同士のコミュニケーションを大切にする社風
地方大出身者が多いため、たくさんの若手社員が西宮駅周辺の寮で生活しています。夜はみんなで晩ご飯を食べたり、飲みに行ったり、社員は公私ともに仲のよい社風です。歴代の社長が「社員同士の顔の見える関係」を重視していることから、西宮、岡山、赤穂の3拠点の社員全員が集うバス旅行も毎年開催しています。今どき社員旅行なんてめずらしいのかもしれませんが、そのおかげで多拠点の人とも年に一度は顔を合わせて話をすることができ、拠点間のコミュニケーションもスムーズになっているようです。
オフタイムのクラブ活動もさかんです。料理部やフットサル部、トレッキング部など、共通の趣味を持つ人たちが週末に活動して楽しんでいます。
最近は、社内で英会話のレッスンも行っています。海外との取引で英語を使うということもあり、キャリアップも兼ねて外部の英語教師を招いて週1回のレッスンを行っています。大学在学中に身につけた英語を忘れずに維持できると若手からも好評。仕事以外に楽しみを持つことで、仕事や研究のパフォーマンスも向上しているようです。
当社は現在、これまでにないスピードで事業拡大を進めている状況です。一緒に、これからのジェネリック医薬品業界を支え、牽引していきませんか。ぜひ自身の研究を世の中の役に立ててください。市内外からの応募をお待ちしています。