Who We Are 私たちについて
全国18拠点。約4万世帯が利用する牛乳宅配会社
牛乳宅配事業として平成元年、神戸市内で開業した「増富商店」は、平成13年「株式会社デミック」と名前を変え、現在は関西を中心に、関東、四国など全国18の拠点で業務を行っています。明治の特約店として、顧客はその数4万世帯。玄関先に置いてある青いフタの牛乳ボックスが目印です。顧客には健康意識の高い中高年世帯が多いそう。「配達の際に健康を話題とした冊子や商品情報などもお渡ししています。牛乳を通してさらに健康への意識を高めてもらえれば」と社歴11年目の田丸順代さん。月刊紙「デミック通心」では、実際に生産者を訪れて集めたこだわり商品を紹介するなど“食生活はすべてデミックに任せられる”と言われる会社を目指し、地域ネットワークを活かした取り組みを続けています。
牛乳の営業は、各家庭を回ってサンプルの牛乳を手渡し、後日空瓶を受け取る際に契約確認をする「飛び込み営業」。にもかかわらず、成約率は約2割という高さだと言います。「明治のブランド力と単価の安い商品である気軽さ」も要因のひとつですが、それ以上の同社の強みは、社員ひとりひとりのコミュニケーション力。「話し方やマナーには気を遣っていますが、玄関先でお客さんと話すのは楽しいですよ」と営業の横井亜美さん。会社として研修にも力を入れており、毎年行われる新人研修は、新入社員10数名と育成チームが半年間1つの拠点に勤務。同期全員が生活を共にしながらマナーから営業ノウハウまでを学びます。寮生活のようなこの半年は、連帯感がアップするだけでなく「ものすごく楽しい」そう。
配達食・介護の分野にも進出、健康を支える企業へ
牛乳配達という地域密着のサービスを通して、「地域の中高齢層世帯のニーズを誰よりも知っている」と自負する同社。その強みを活かした事業展開も積極的に進めています。高齢者宅へのお弁当やお惣菜の配食サービスのほか、介護事業にも参入。現在、西宮市、豊中市、尼崎の3カ所にケアセンターを持ち、今後も拡大していく予定です。また、中高年層が健康を維持するための体操教室や整骨院、旅行会社と共同で高齢者やしょう害を持った人でも参加できる観光ツアーも企画。その他、素材にこだわるパン屋や菓子工房を運営するなど、地域に密着した「牛乳宅配会社」ならでは視点から、地域社会が必要とする真の健康サービスの提供を目指しています。