Who We Are 私たちについて
コンビニ業界の成長とともに歩んだ30年
今から30年ほど前、急激に店舗数を増やしつつあったコンビニ業界は、より効率のいい物流を探っていました。試行錯誤の中であらゆるメーカーの商品をまず一カ所にまとめて仕分けてから納品する「共配」が主流となり、同社は株式会社明治のグループ企業として、高い品質の確保と大規模な設備が求められるチルド商品を専門的に担う会社として設立されました。以後、コンビニ業界の成長とともに順調に売り上げを伸ばしています。
同社が扱うチルド商品は約4000種類。センターには大きさも形もさまざまな商品が各メーカーから毎日運び込まれ、ひとつひとつ人の手で仕分けられていきます。店舗ごとに仕分けられた商品は、その日のうちに配送。特にチルド商品は賞味期限が短く、商品のサイズも多種多様なので、特に効率的で質の高い作業が求められます。
配送は365日、一日も欠かすことなく約1600店舗のコンビニへ。納品時間は、それぞれの店舗の客足の多い時間帯の直前に指定されることが多く、時間に遅れることはすなわちクライアントの販売機会を奪うことになるので責任重大です。花火大会や初詣などイベントの前日には渋滞を予想して、どのルートを通るのがベストかを作戦会議。災害時にはトラックの現在位置が一目でわかるディスプレイとにらめっこしながら最もスムーズなルートを探って指示を出すなど、水面下では必死の努力がなされています。「当たり前にきちんと」365日商品を届けることは容易ではありません。システム化して品質と効率を上げることはもちろん大切ですが、モノを届けるには「人の知恵、人の考え」が何より必要なのです。
築いた実績を基盤に、これからの30年へ飛躍
取引先の商品管理に対する高品質な基準に応えるため社内努力を続けた結果、今では仕分け時のミス発生率は「1万個仕分けて1つ」にまで下げることに成功、欠品をなくすための「検品システム」、配送時間の正確さを追求する「運行管理システム」もその効果を発揮しています。この30年間、不況知らずと言われるコンビニ業界の物流を支えつつ、その物流品質を徹底的に追求し、自らの実績と価値を上げてきました。「これからの30年」は、培ったノウハウと品質を掲げ新規事業展開を目指しています。今回の新卒採用やホームページのリニューアル(2014年1月予定)もその第一歩。すでに社員の気持ちは、次の30年へと歩みだしています。